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眼内レンズの度数について

「眼内レンズ」は、若い健康な水晶体のような調節力はありませんが、レンズの度数を調整することによって、遠く、中間、近くにピントを合わすことができます。
ただ、メガネのように試しがけができないため、眼内レンズの度数の決定は、慎重に行う必要があります。

通常は、テレビくらいの中間距離(生活距離)に「眼内レンズ」の度を合わせます。
うまくいけば、日常生活で、さほど眼鏡を必要とせず、細かい文字を読むときや運転の時のみ眼鏡をかけるという状況になります。
「眼内レンズ」の度数を、近視になるように設定することもあります。もともと近視が強い人、近業が多い人などは、近くがぼけるのを嫌う傾向があり、 30cmなり1mの距離に度数を合わせます。
手術をしない方の目とバランスを合わせることも必要です。
手術後に、眼鏡で矯正しようとしても、左右の眼鏡の度数の差があると、大きさが違って見えることがあり、不都合が生じます。
バランスをとるために両眼の手術を行ったほうが良い場合もあります。

メガネから解放されたい方には、多焦点眼内レンズという方法もあります。
見えやすい距離、左右の差、眼内レンズの選択などを担当医またはスタッフにお伝えいただき、手術の前にしっかりと「眼内レンズ」について打ち合わせましょう。

度数ずれについて

「眼内レンズ」の度数は、手術前に測定された角膜のかたち(角膜曲率半径)と目の長さ(眼軸長)をもとに計算します。
しかし、カメラのレンズと違い、角膜の形状が不整だったり、網膜に腫れがあったり、水晶体の混濁が強すぎたりすると、計測に誤差が生じることがあります。

度数計算は以前より正確になりましたが、それでもいつもぴったりというわけにはいきません。
裸眼で(1.0)以上といわれても、たまたま(1.0)以上出ることはありますが、いつもそうとは限りません。

視力が出にくい場合は、眼鏡で調整いたします。乱視が残っている場合、小さな文字を読む場合、車を運転する場合も、眼鏡を必要とすることが少なくありません。

大きく眼内レンズの度数がずれている場合は、適切な度数に眼内レンズを入れ替えたり、3カ月以上経てばLASIKなどの方法で矯正することができます。

当院では、IOL Masterなど最新の測定機器を使用していますが、眼内レンズ計算には限界がありますのでご了承ください。


〒731 山口県周南市新町1-25-1 TEL 0834-33-1313 広田眼科クリニック 院長 広田 篤

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