文字や顔を見るとき、無意識に目を動かして中心で見ようとしますが、その理由は、網膜では、中心部とそれ以外の場所の視力が大きく異なることによります。 網膜の中心部には、約1.5〜2.0mmの濃い黄色い部分があり、その部分を黄斑部と呼びます。 黄斑部には、視力や色覚に重要な錐体細胞が集まっており、光をよく透すために中心部が凹んでいます(中心窩)。